お乾燥わかめのはなし

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【DTM】作曲の流れ・曲作りをサクサク進めるコツとは?

 こんにちは!Wakanaです。

 さて、楽曲を作るとき、何から始めたら良いかわからない!という人も多いのではないかと思います。そこで今回は、私が作曲するときの流れを紹介したいと思います。

 今回紹介するのは、「やべぇ何も思いつかん!」というときにとくに有効なので、試してみてください。

 

 

作曲の流れ

 私がいつも行っている手順は、こんな感じです。

 

  1. リズムパターンを打ち込む。

  2. コードを乗せる(ベースを打ち込む)。

  3. メロディーを作る。

  4. 伴奏を入れる。

  5. レコーディングをする。

  6. ミキシングして、エフェクトを付ける。

  7. チェックをして、完成!

1.リズムパターンを打ち込む。

 リズムパターンは、おおむねドラムで打ちます。初めはフィルインなどは入れずに、大雑把に打ち込みます。ここで曲のジャンルがある程度決まるので、大事な課程です。特に、拍の細かさや刻み方をある程度決めておくと良いでしょう。思いつかない、こだわりがない場合は四部で刻ませるのが無難かと思います。

 ドラムは何から打ち込むかは人によって違いますが、私の場合はバスドラムハイハット→スネアで打ち込むことが多いです。

 2.コードを乗せる(ベースを打ち込む)。

 次に、コード進行をある程度固めておきます。コードはルート音を大雑把にベースで打ち込んでおくと良いでしょう。

 打ち込むときのコツとしては、キーにこだわらないことです。この段階ではまだ曲の雰囲気が安定していないので、キーに拘らない方がサクサク進められます。また、コード進行を4、5、6、1のように度数で考えている場合は、キーが変わると音がわかりにくいです。メジャーならC、マイナーならAを使って考えるのが無難です。

3.メロディーを作る。

 これは、人によって順番が前後しやすいポイントかと思います。私は、メロディーをつけることで曲の雰囲気を作れるので、早めにやっています。また、この段階でキーを決めるのが良いでしょう。

 メロディーの作成では、単純に音だけではなく、メインの楽器の種類も決まるので、やはり作曲の中で大きな要素となるでしょう。ですから、メロディーをレコーディングする場合でも、仮に他の楽器で打ち込んでおくことをお勧めします。

4.伴奏を入れる。

 伴奏は、今まで作ったコードやリズムに沿って作ります。伴奏は曲の土台になる部分なので、しっかりと作っておきましょう。

 伴奏作りで大切なのは、奏法です。例えば、アルペジオにするのか、和音にするのかなどです。メロディーや曲の雰囲気に合ったものを使いましょう。また、音の高さや幅、数などで簡単に盛り上がるところとそうでないところを表現できるので、積極的に生かしていきます。

5.レコーディングをする。

 レコーディングは、じっくりと進めていきます。音を作ったり弾き方でニュアンスを出したりして、楽曲をより良いものにしましょう。

 レコーディングは、自分で録る場合と他の人の演奏を撮る場合があるかと思います。他の人に録ってもらうときは、自分の表現したいことをできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。

6.ミキシングして、エフェクトをつける。

 DTM初心者の敵ともいえるミキシング。ミキシングエンジニアという専門の職業もあるくらいなので、とても難しい作業であることがわかると思います。

 細かいやり方などはまだ未熟なので模索中なのですが、大事なのはそれぞれのパートが独立した状態から一つの曲としてまとめていく作業かなと思います。具体的には、聴きにくい部分やうるさい部分をなくすためにcompやEQで調整していく作業がメインかと思います。あとは、空間系で雰囲気をまとめていくとかですかね。

7.チェックをして、完成!

 チェックをするときは、とにかくいろいろな機材を使って聞いてみるのがいいと思います。特に、聞く人がどんな機材を使うかわかる場合は、それを使うのが一番いいでしょう。

 

まとめ

 ザーッと紹介してみましたが、なかなか大変ですね!思いつかないときは、ついつい頭の中で思考を巡らしがちですが、とにかく手を動かした方が手っ取り早いです。作業をたくさんこなすと、ある程度のクオリティの曲がさくっと作れるようになるのでおすすめです。

 

今回はここまで!ありがとうございました。